鍼灸施術

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鍼灸においてよくある疑問は「鍼やお灸、推拿や漢方などの東洋医学は本当に効くのか?」というものです。

間違いなく効きます。

効かなければ1000年、2000年以上継承されて世界中に広がることは無く、近年の研究やそれによる論文でも東洋医学の効果は証明されています。

では東洋医学の治療法を語るうえで「ツボ」という存在はとても重要となってきます。そしてこの「ツボ」は身体のあらゆる部分に存在しており、その中でも特定の「ツボ」が繋がり、道を作っている物を「経絡」と言います。東洋医学ではこれらの「ツボ」や「経絡」を刺激することで治療していきます。

そして刺激の入れ方も決まりがあります。まず「ツボ」であればどこでも良い訳ではなく、薬の処方と同じで患者さん一人一人に合わせてどこの「ツボ」を何回、どのくらいの強さで、どの様に刺激するか変化するのです。

これは腰痛や肩こりの治療においても同じでただ腰や肩にあるツボを刺激するだけではなく、痛みの原因を多角的に分析し、時には腰や肩などの痛い場所から離れた手足のツボを刺激する必要があります。

このように患者さん一人一人に合わせた治療で身体全体を診るのが東洋医学と言えるでしょう。

三吉の治療法

当院では患者さんの性別、年齢、環境を考量するのは勿論の事、「子午流注(しごるちゅう)」と言われる春夏秋冬の季節や、朝昼夜などの時間の流れを人体と関連付けて「
ツボ」を選んでいます。
これは東洋医学の「人が動物として強く生命力に満ちて、自然に親しみ四季を楽しみ生きる」という考えからくるものです。

このようにして行う当院の鍼灸施術では自己免疫力を高め人が本来持つ自然治癒力に働きかけることで病気や怪我からの回復を促進します。その他にも痛みを抑え、血流と新陳代謝を改善させ、気分を落ち着かせる効果、内臓の働きを高めて快眠、快便、生活リズムの調整が期待できます。

ただ当院は東洋医学の「酸、脹、重、痛」という感覚を大切にする考え方があります。
これは治療するうえで重要な指標となります。なのでこの感覚を伴わない治療の効果は本来の治療より劣るでしょう。痛いから治療したくない、痛くないように治療してほしいという方には当院の治療はお勧めできません。

院長手技(中医推拿)

中医推拿とは中国伝統の治療法です。これは単なる伝統医学にとどまらず、長年の臨床と研究を経て現在も中国の病院で用いられています。
外科、内科などと並び推拿科が存在しています。推拿では未病先治、コリや痛みはもとより体の不調全般にわたる治療やリハビリなどを行っています。

この推拿を用いた院長手技では経絡上に分布しているツボに手技だけで外力刺激を与えていきます。
功→ツボ→経絡と経絡→臓器→内能→全身→局所から全身調整を行います。そうすることで、経絡中に気の流れの滞りをなくし、全身に人間本来の持つ「元気の気」「血液」「水分」の流れを改善し経絡自体が持っている自然治癒力を高めます。
内臓器官の働きも活性化し、徐々に正常な状態に回復させるために中医学理論に基づいた100種類以上の手技で患者さんの体の状態に応じて治療します。
施術時には、症状、経絡及びツボによってある程度の痛みを感じますが、施術後は爽快感に変わります。

治療範囲

  • 「神経系」 神経症状(痺れ・痛み・麻痺)・脳卒中後遺症・自律神経の不調
          頭痛・めまい・不眠・ストレス症状
  • 「運動器系」関節炎・リウマチ・五十肩・腱鞘炎・腰痛・怪我の後遺症
  • 「循環器系」心臓神経症・動脈硬化症・高血圧・低血圧・動悸・息切れ
  • 「呼吸器系」気管支炎・喘息・風邪および予防
  • 「消化器系」消化器の不調・胆嚢炎・肝機能障害・肝炎・胃十二指腸潰瘍・痔疾
  • 「代謝内分泌系」バセドウ病・糖尿病・痛風・貧血
  • 「生殖泌尿器系」膀胱炎・尿道炎・性機能障害・前立腺肥大
  • 「婦人科系」更年期・PMS・月経不順・乳腺炎・生理痛・冷え性・不妊
  • 「耳鼻咽喉系」耳鳴り・難聴・メニエール病・鼻炎・中耳炎
  • 「眼科系」眼精疲労・仮性近視・結膜炎・かすみ目・ものもらい
  • 「小児系」夜泣き・疳の虫・小児喘息・湿疹・夜尿症・虚弱体質

鍼灸治療費と時間

  • 一回治療:6,000円
  • 治療時間:約60分

中医推拿(院長施術)治療費と時間

  • 一回治療:3,000円