鍼灸院

鍼、お灸、及び推拿、漢方薬は本当に効きますか?
間違いなく、よく効きます。
効かなければ、今の14億人口の中国にならないでしょう!
効かなければ、1000年、2000年以上継承し、世界中に広がることはなかったでしょう!


「ツボ」という言葉はみんなご存じだと思います。中医鍼灸・推拿の治療にはツボ(経絡)が基本となります。
では「ツボ」を押せば必ず良い効果が出るのでしょうか?
それは大間違いです。
ツボというのは漢方薬の処方と同じです。
症状によって数種類から何十種類の漢方薬を混ぜって、量によって調剤してます。このツボ、そのツボ、何回、どのぐらいの強さで、どのように刺激するか、その時の症状、持って生まれた体質、男女、年齢、家族、仕事、季節などを考慮し調整して施術します。

料理のようでもあります。
このツボは苦いツボ、そのツボは辛いツボ、あのツボは甘いツボ・・・美味しい料理には味のバランスが大事ですね!これが味の深みや広がりに繋がっていきます。

季節により治療

ヒトが動物として強くあらんこと、生命力に満ちていること、それには自然に親しみ、四季を楽しんで生きていくことがベースになると東洋医学では考えます。
三吉の治療は、患者さんの体調の調整を、季節に応じて行っていきます。

例えば、春は動きますが、冬は静かです。何のことを言っているのでしょうか?ヒトの身体は様々です。四季で考えても、春はなんとなくそわそわ、うきうきしますし、冬はコタツで丸くなる・・・という訳です。
特にヒトの体は時間と空間の影響で「子午流注」によって治療しています

一日12個の”時辰からなります。
夜の11時から午前1時までを”子時”という、
昼の11時から午後1時までを’”午時”という。
12個の時辰が12個地支に対して、同時にヒトの各臓器に対して気血の運営の順番に合わせるために治療方法である、
最近、現代西洋医学で『時間遺伝子治療』が行われるようになりました。抗がん剤を投薬する時にヒトの体に対して副作用を最小限抑えて、最大限に薬性を発揮するというものです。これは「子午流注」を利用していると言えるでしょう!
人によって、症状によって、地方によって、季節によってより正しい治療方法でより自然に生きていくのは我々の本質でしょう。

五門十変鍼灸治療法

子午流注を利用して、十天干と臓腑の相合の変化して、もっと繊細な鍼灸治療方法である。
十天干
甲、乙、丙、丁、戍、己、庚、辛、壬、癸、
子午流注の十二経絡
胆、肝、肺、大腸、胃、脾、心、小腸、膀胱、腎、(心包、三焦)
五 門
甲、乙、丙、丁、戍
己、庚、辛、壬、癸
十 変
甲己→土 ; 乙庚→金 ; 丙辛→水 ; 丁壬→木 ; 戍癸→火 (五運とも言う)
五門十変と十二経絡の組合(夫婦経絡ともいう)
木【甲胆、乙肝】火【丙小腸、丁心】土【戍胃、己脾】金【庚大腸、辛肺】水【壬膀胱、癸腎】
各経絡の本穴
足臨泣、大敦→行間、陽谷、少府、 足三里、太白、 商陽→二間、経渠、 足通谷、陰谷


つまり、鍼灸治療はツボや経絡を刺激することにより自己免疫力を高め、人が本来持っている自然治癒力に働きかけることで病気や怪我からの回復を促進します。
痛みを抑え、血流と新陳代謝をよくし
気分を落ち着かせるなどの効果があります。
内臓の働きを高め、快眠、快便、生活リズムを整えます。
三吉の鍼灸推拿治療は、古典中医鍼灸推拿の真髄を継承して日々に研修しています。

中医鍼灸推拿は養生のため、病気を治すための効果が出るように心を込めて施術をしています。
東洋医学では「酸、脹、重、痛」という、人の感じる感覚を大切にする考え方である得気があります。
痛いから治療したくない、痛くないように治療してほしい方には、三吉をお勧めすることはできません。

鍼の手技は内病外治の特徴であります。
数十年の経験を積み重ねた先生達のすごい技によって患者さんの体の大事な反応であります。『痛い』という感覚とは異なったものです。
もちろん、より良い治療結果になるためには、患者さんと先生の信頼関係がとても大事です。できるだけリラックスして治療を受けることで、鍼の刺入する違和感がかなり変わります。

鍼灸にはよく使う手法

 直刺法 挑鍼法
   

中医推拿

中医推拿とは古典医学書にも見える2千年の歴史を持つ中国伝統の医療法です。単なる伝統医学にとどまりません。長年の臨床と研究を経って、現在も中国の病院で用いられています、外科、内科などと並んで推拿科もあります。推拿では未病先治、コリや痛みはもとより体の不調全般にわたる治療や康復(リハビリ)などを行っています。
中医学とは人間が生理活動を営む源であると考えられています。よく言われる「気が滞る」というのは、この生命活動を支える経絡の流れが悪い状態を示します。その気の滞りによって、内臓機能が低下し血流、新陳代謝が鈍くなり慢性的な持病に繋がるようになるのです。病気なる前の未病段階にちゃんと体をケアするのはとても大事なことです。東洋医学では養生とも言います

院長の手技とは、経絡上に分布しているツボに手技だけで外力刺激を与える手法です。
功→ツボ→経絡と経絡→臓器→内能→全身→局所から全身調整を行います。そうすることで、経絡中に気の流れの滞りをなくし、全身に人間本来の持つ『元気の気』、『血液』、『水分』の流れをよくすることで、経絡自体が持っている自然治癒力を高めます。
内臓器官の働きも速やかになって、徐々に正常な状態に回復させるように中医学理論に基づいた100種類以上の手技を使って、患者さんの体の状態に応じて治療してまいります。
施術時には、症状、経絡及びツボによってある程度の痛みを感じますが、施術後は爽快感に変わります。

治療範囲

腰痛、神経痛、自律神経失調症、更年期障碍症、脱毛症
小児の疳虫
妊娠中のケア、お産後の骨盤を矯正など
便秘、下痢などの胃腸、
肝機能、腎臓病などの内臓疾患
交通事故後遺症

鍼灸治療費と時間

一般治療:5800円
治療時間:約60分

中医推拿(院長施術)治療費と時間

①10分コース1,800円
②20分コース3,600円